マレーシアセレクションスクール
現代のセラピストには女性の身体と心に寄り添う 本物のケアが求められています。 私たちは、長い歴史と伝統を持つマレーシア式子宮ケア そしてマレーシア政府認定セラピスト資格を学べる環境を 日本に作りたいと考え、このプロジェクトをスタートしました。 日本初の、マレーシア伝統療法(マレー式子宮ケアを含む)と マレーシア政府公認資格を取得できる教育機関を設立し 確かな技術と国際資格を持つセラピストを育成します。
マレーシア政府公認の講師陣から、伝統的な子宮ケア技術と理論を直接学べます。担当するのは現役のセラピストや助産師など、実務経験が豊富な専門家。実務に直結する知識と手技がしっかり身につき、現場で即活かせるスキルを習得できます。
子宮ケアセラピスト/マレーシア政府認定セラピストともに、集中的なプログラムで最短5日の取得を目指せる内容です。座学はオンライン対応で柔軟に受講可能。修了後も技術練習会・個別相談・質問サポートなど、安心してデビューできるアフターフォローをご用意しています。
当スクールは少人数制で、一人ひとりの理解度や成長に目を向けながら丁寧に指導します。資格取得だけでなく、「セラピストとしてどう活躍したいか」まで伴走。経営相談・サロン運営アドバイス・実店舗での研修など、未来のキャリアを見据えたサポートも充実しています。
すでに身体の知識をお持ちの方が、 より専門的で“女性の一生に寄り添うケア” を学べる講座です。
そんな思いを持つあなたに、新しい力となる知識と技術をお届けします。
タイ古式や国際ボディワーク資格経験者から選ばれているスクールです。 マレーシア政府公認の国際資格は、 「世界で通用する施術者」 を目指すあなたに最適。
そんな方に、グローバルで活躍できる女性ケアの専門性を身につけていただけます。
確かな技術と知識を身につけ、“選ばれるセラピスト” へ。女性ケア専門技術は、他店との差別化・特別感・単価アップ・インバウンド対策 に強く、将来にわたってあなたの武器になります。
そんな方に、実践的で現場に直結するスキルをご提供します。
当スクールが大切にしているのは、女性やセラピストとしての地位向上と、安定した収入の実現です。“好き”を仕事にしながら、経済的にも精神的にも自立できる道を、一人ひとりに寄り添いながらご提案しています。 すでに店舗を運営されている方や、将来的に独立を目指す方には、経営相談や独立支援もご用意。現場経験豊富な講師が、実践的なアドバイスを通じてサポートいたします。 また、未経験からのスタートでも安心して学べるように、通常カリキュラムに加えた技術指導や個別サポートも充実。 一歩踏み出したいあなたを、全力で応援します。
当スクールの子宮ケアは、マレーシア式の伝統技術を日本人女性向けにアレンジしたケアです。不妊・PMS・更年期など、幅広い年代の女性のお悩みに対応できます。
海外で注目されている技術のため、サロンの差別化や特別感づくりに効果的です。インバウンド需要にも対応でき、希望される方はマレーシアで働く道も開けます。
無料の個別オンライン説明会でご案内しています。お気軽にお問い合わせください。
マレーシアの医療文化は、もともととても「多文化」です。マレー系・中華系・インド系という民族ごとに、独自の伝統医療を持ち、それを近代医学と組み合わせて暮らしてきました。その中で、マレー系が受け継いできたのが「マレー伝統医療(Traditional Malay Medicine)」 です。この領域は現在、マレーシア保健省が管轄するT&CM(Traditional and Complementary Medicine:伝統・補完医療)制度の一部として位置づけられ、マレー伝統医療・中国医学・アーユルヴェーダ・イスラム医療などと共に、国家レベルで整備が進められています。つまり、マレー伝統医療は「昔の民間療法」ではなく、 いまもなお “公式に認められた一つの医療文化” として生きているのです。
マレー社会の村(カンポン)では、 かつて Bidan(ビダン) と呼ばれる女性たちが、妊娠・出産・産後を通して女性を支え続けてきました。ビダンは、単に「マッサージができる人」ではありません。助産師/産後・女性ケアの専門家/ハーブや祈祷、生活の知恵を伝える人として、女性の人生に深く関わる存在でし
マレーの産後・女性ケアには、Pantang(パンタン:産後の“慎む”期間) という考え方があります。多くのマレー女性は出産後およそ 40〜44日間、食事/体の使い方/入浴や睡眠/性生活の再開などに細やかなルールを守りながら、徹底的に「回復すること」に専念します。この期間を支えてきた主役が、まさにビダンたちでした。
マレー人の多くはムスリム(イスラム教徒)であり、出産や産後のあり方は イスラムの価値観 と深く結びついています。イスラムでは、出産後の女性は 「ニファース(nifas)」 と呼ばれる特別な状態に入り、最大40日程度は礼拝や断食など宗教的義務から免除され、 「休み、癒やされること」が神から許された時間 と理解されています。 マレー文化のPantangは、イスラムの「産後は女性を保護するべき」という価値観。 もともとのマレー伝統医療(温熱・マッサージ・ハーブなど)が組み合わさって形成された、宗教と伝統が重なり合う産後・女性ケアだと言えます。 「女性の身体を尊び、大切に守る」 というイスラムのまなざしが、マレーシア産後・女性ケア文化の精神的な土台になっているのです。
マレーシアの産後・女性ケアや女性ケアで行われる代表的な伝統療法を、紹介いたします。
ウルタン(マレー式マッサージ)は、マレー伝統医療の中心的な技術です。特に産後のものは Urut Bersalin(産後マッサージ)と呼ばれ、全身オイルマッサージ/お腹まわりの集中的なケア/筋・腱・関節・内臓の位置を整える手技などを通して、 「体の中の風(Angin)を流し、巡りを元に戻す」 ことを目的に行われます。
トゥンク(Tungku) は、熱した石や鉄、ハーブを布で包んだものを使って体を温める温熱療法です。お腹/腰/関節やツボに押し当てることで、冷えを取り、血行を促し、風の侵入や滞りを防ぐとされています。
ベンクン(腹帯・骨盤締め))は、 長い布を腰から胸の下あたりまでしっかりと巻き上げる伝統的な腹帯です。子宮を元の位置に戻すサポート/姿勢の安定/腰痛の軽減/お腹のたるみケアなどを目的に、Pantang期のほぼ毎日行われます。
マレー伝統医療では、生姜・ターメリック・レモングラス・クローブなどの 香り高いスパイスやハーブ が多用されます。ハーブスチーム/ハーブバス(Mandian Herba)/ハーブスクラブ(Lulur) /内服用のジャムゥ(Jamu:ハーブ飲料)などを通じて、体を温め、血行を促し、疲労回復や母乳の分泌促進に役立てられてきました。
マレー伝統医療の世界観を理解するうえで欠かせないのが、 「Angin(風)」 という概念です。
Anginは、直訳すると「風」ですが、 マレー文化の中では “身体と心を巡る見えない力・気配” のようなものとして使われます。風が多すぎる/偏っている/風が滞っている/風が頭に上がっているなどと表現され、 痛み・コリ・だるさ・イライラ・落ち込み といった状態の原因を説明する言葉にもなっています。特にUrut Melayuの世界では、 Anginが血管・リンパ・神経(総称して Urat)の流れを滞らせると考えられており、 マッサージは 風を流し、Uratを通すための技 とされています。
産後の女性は、出産で体力が落ち、体が「隙間だらけ」になり風が入りやすい/血の巡りが変化し、冷えやすいと考えられてきました。 そのため、温める(トゥンク)/締める(ベンクン)/巡らせる(ウルタン)/補う(ハーブ・食事)といったケアはすべて、 「風を整え、女性の身体を元のバランスに戻すプロセス」 として位置づけられているのです。
現在のマレーシアでは、伝統的なPantangはそのまま残りつつ、病院での近代医療/産後・女性ケアセンター(Confinement Centre)/公的医療制度の中でのT&CMサービスなどと組み合わさり、“伝統×近代”のハイブリッド型産後・女性ケアへと進化しています。一方で、全ての伝統的手法が医学的に推奨されているわけではなく、安全性・衛生面・エビデンスの観点から見直しも進んでいます。それでも、多くのマレー女性が「身体だけでなく、心やアイデンティティを支えてくれるケア」として 伝統的な産後・女性ケアを選び続けていることも、近年の研究から報告されています。